こんにちは!
以前この記事でせどりに必要不可欠なモノレートの使い方を解説しました。
この記事では基本的なことを書きましたが、今回は応用的なことを教えていきたいと思います。

モノレートはこのようなグラフから価格の推移、出品者数の推移、売れ行き、この商品を狙っている人の数を確認することで、その商品を仕入れていいかどうか判断するというツールでした。
単純に利益が取れそうで売れ行きが良かったら仕入れていいことがほとんどなのですが、いくつか注意しておかないと商品が売れない、アカウント停止になるなどのリスクがある点があります。
では早速解説していきたいと思います。
モノレートで注意するポイント
出品者数が1の場合
次のように出品者数がずっと1のものは仕入れない方がいいです。

この商品は空気清浄機でメーカーの直営店だけが出品している状態です。
この商品を店舗で安く仕入れられるからといって仕入れて出品するとメーカーから知的財産権侵害でクレームがきてしまい、出品が停止され最悪の場合アカウントが閉鎖されてしまいます。
次のようなグラフも注意しましょう。

出品者が多くいたのにも関わらず急に減って1になっています。
これも同様にメーカーからクレームが入り減ったと考えられます。
以上のように出品者がずっと1だったり、出品者が増えるけどすぐ1に戻るという商品は仕入れると危険なのでやめておきましょう。
利益率が高くどうしても仕入れたいという場合は販売先をメルカリやYahooショッピングなどにすれば大丈夫です。
ただ、その場合購入者とのやり取り、発送の手間がかかるのでそれを考慮した分の利益が取れるかどうかは考える必要があります。
モノレートユーザーが急増している
次のようにモノレートユーザーが急増している商品も注意が必要です。

モノレートユーザーが急増しているということはこの商品を仕入れようとしている人が多いというわけですので、この3日後ぐらいに出品者が急増して値下がりする可能性が高いです。
急増の理由として多いのが大手チェーン店の一斉セール、楽天セール、有名せどらーが紹介したなどです。
急増の理由がわかった場合、周りのライバルがどれくらいの原価で仕入れているのかを計算してみて自分の方が安く仕入れている場合値下がりに巻き込まれても優位に立てるので仕入れてもいいです。そうでない場合はやめておきましょう。
また、利益率が高く値下がりしても利益が取れそうな場合は仕入れても大丈夫でしょう。
僕は実際にモノレートユーザーが急増していたプロジェクターを楽天で仕入れて、その後値下がりしながらもしっかり利益が取れた経験があります。
戦略として仕入れた商品を寝かせておいて急増した出品者の在庫がなくなるのを待つということもできますが、さらにセールが行われて値下がりが止まらないリスクや回転が悪くなって利回りが良くないというリスクもありますのであまりオススメしません。
回転の重要さについてはこの記事で解説しています。
ポイント還元がある
例えばこの商品があったとします。

利益シミュレーターで調べたら利益が取れる、価格は安定、出品者は2人で文句なし、写っていませんが売れ行きもいいとしましょう。
ここまで見ると必ず仕入れるべき商品だと思ってしまいます。
ここでモノレートからAmazonの商品ページに飛んでみましょう。

赤枠のところをよく見ると、この商品を買うと1121ポイントつくことがわかります。
ポイントは出品者負担なので実際の販売価格は
10800-1121=9679
ということになります。
こうなると実質利益が大幅に下がってしまい、この商品の場合仕入れ対象からは外れます。
このようにモノレートの画面には反映されていないポイントがついている商品は意外と多くあります。
仕入れようと思っている商品は必ずAmazonの商品ページに飛んでからポイントがどのようになっているか、そして同時に他の出品者が何円で出品しているかをチェックするようにしましょう。
せどりを始めたての初心者は一回はやってしまう定番のミスなので注意して下さい。
まとめ
以上、まとめると
出品者数が1の場合→メーカーからクレームが来る可能性が高い
モノレートユーザーが急増→値下がりのリスクがある
ポイント還元→実質販売価格が変わるかもしれない
でした。
利益率がかなり高い商品の場合他の販売先で売る、もしくは実質販売価格が下がっても売るという選択肢があります。
そうでない場合はこの注意点に当てはまる商品を仕入れるのはやめておいた方がいいです。
モノレートは使い方を覚えればかなり役に立つツールなのでしっかり勉強してせどりをしていきましょう。
この記事が少しでも皆さんの役に立てば嬉しいです。
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では!